第14話『激励』

 



こんばんわ。GANTZです。

僕、最近ここに通いつめてます。

そうここは、いま行われている食料集めるイベントの為の

マフィン工場

料理人どもの集まる場所です。




周りは敵(料理人)ばかりなのでテリトリーに入るのにも許可が必要です。



一歩踏み込めばそこは地獄

飛び交う小麦粉

叫びを上げるオーブン

そして最強にして最悪の細菌

イースト菌

その菌を一吸いすれば命すら落としかねない。

それがマフィン工場

そんな殺伐としたマフィン工場に笑いを振りまきに行くのが僕の仕事です。

ちなみに料理人どもはお給料すら払ってくれません。

僕は貧乏なんです。




敵地なので挨拶は欠かせませんが

自分が相手より常に格が上だということを

体で表していかないといけません。

一瞬でも料理人どもめらに下に見られたら

最強にして最悪の細菌

イースト菌

を全身にまぶされること間違いなし!!

さすがのGANTZさんもそれだけは耐えられそうにありません。


さて、妄想はこのぐらいにしておいて

今日は家主にはじめて会いました。

下の写真の黒い服の方がこの工場の主らしいです。




家主なんかに舐められたら困るガンツさん。



家から追い出されるのも恐れません。

唯一怖いのはイースト菌ぐらいです。

でも、ガンツさん今日はちょっぴりナイーブ。







思わず、ほんねを愚痴ってしまいました。

だってね

こいつら料理人を楽しませるためにガンツさん

扇をもって襲ってくるおねーさんを

何人も張り倒して種を集めてるんです。

そう、UOSEから導入された盆栽の種です。

それを集めるためにガンツさん毎日扇を持ったおねーさんを

グーパンチで張り倒します。

時には殴った手が痛い事だってあらぁー。

でもね、

料理人がその種を待ってくれると思うと

ガンツさんは涙を必死にこらえて

おねーさんを撲殺するの。

でもこの日は料理人が余りにも

僕から種を期待するから言っちゃった、





そんなガンツさんはがんばってマフィンを焼いてくれてる料理人さんを

生ぬるく応援してます。

 

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